今、「シーシャ」が女子大生の間で急速にブームになっています。アングラな場所を住処とする筆者は「なぜこんなところにキラキラ女子が!?」と驚きと共に居場所を侵略されていくような危機感を抱いていますが、その勢いは『ViVi』のキラキラ読モが夜遊びスポットとして紹介し始めてしまっているほど!
ということで少し調べてみると、シーシャが女子のツボをがっしりつかんでいることが分かりました。
そもそもシーシャってなに?
シーシャとは、イスラム圏で人気の水タバコのこと。タバコの葉を蜜とフレーバーで固めたものを炭で熱して、出た煙を水にくぐらせてブクブクと吸います。日本で主流になっている紙のタバコとは違い、ベリーやチョコレートなどの甘いフレーバーがあるのが特徴です。
女子のツボその1 便利な立地、お手軽な値段で友達と立ち寄りやすい!
シーシャが吸えるのは新宿、渋谷、池袋、下北沢などにあるカフェやバー。そこは偶然にも大学生の飲みスポットとも重なっています! 深夜も営業していて、価格も1回1000円ほどと安価なので、飲み会のあとに「ちょっと寄って行こうよ!」と誘いやすいようです。「友達に誘われて初めて行ったらハマった」という声が多くあり、実は筆者もその1人です。これまでシーシャが吸える店にいる男性といえば、30代以上のおじさんやドレッドヘアーのお兄さん、ニューハーフのお姉さんが多かったのですが、最近ではオシャレ男子にもシーシャを吸いに行く人が増えています!
シーシャ童貞卒業した@下北
— shunpei shinohara (@e_majimeka) 2014, 9月 27
女子のツボその2 友達とゆっくり話したり、新しい出会いを楽しんだりできる!
シーシャは1本を1時間くらいかけてゆっくり吸います。また、店内の照明は明るすぎず、BGMも静かに流れているので、友達同士でゆったり話す場所にはぴったりなんです。筆者の友人の中にも「流れる空気も甘いからついつい恋愛話になってしまう」という声がありました。また、4畳半くらいのお店に10人以上が入っていることもあるので、新しい出会いも沢山あります! じーっと人間観察をしているだけでも楽しいですが、やはり積極的に話しかけるともっと楽しめます。若い女の子には男の人が話しかけてくるので、そこから恋に発展することもあったりなかったり……?
女子のツボその3 フォトジェニックな店内でSNSにアップする写真もバッチリ!
シーシャの語源はペルシア語で「ガラス」を意味する「シーシェ」からきているとのことで、シーシャの器具は色鮮やかなガラスでできています。これがたくさん並ぶと非常に可愛いんです! 店内装飾もアラビアンな雰囲気なので、普段の生活では撮れないようなエキゾチックな写真になります。
そして、ちょっとアレな写真も撮れたりします。
しかし、そんな写真には下心ムンムンな外国人からお誘いコメントが来ますので、ご注意を。
また、お店以外でもシーシャを吸いたいという方は個人用に購入もできます。サイズの小さいシーシャがいちばん安いもので1000円くらいから、オシャレなものは4000円くらいから販売されていて、シーシャを吸うお店やインターネットで購入できます。そのため、誕生日プレゼントにシーシャを贈ったり、キャンプで屋外シーシャを楽しんだりもできるので、この夏、シーシャ処女を卒業する女子が多発することが予想されます……!
しかし、あくまでもタバコなので、20歳未満は吸ってはダメだということ、そして、体に有害な物質が含まれているということも気に留めておいた方がいいですね。
(文:たなかもみこ)