2015年07月31日（金）更新

イケアで「ザリガニパーティー」開催！エビとどう違うの？食べに行ってみた

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ソーシャルトレンドニュース編集部

スウェーデン家具ショップ『イケア』内にあるイケアレストランでは、毎月オシャレでお得な期間限定メニューが提供されています。
ジャーサラダ、オリエンタルビュッフェ、ミッドサマープレートと、ソーシャルトレンドニュースでもそれぞれ紹介してきましたが、今回のメニューは……なんとザリガニ！

「え、ザリガニ!?」と、これまでのオシャレなメニューと比べると、とまどいを感じる方も多いのではないでしょうか。

「ザリガニパーティー」は北欧では夏の風物詩

ザリガニパーティーはスウェーデンが発祥で、北欧の夏の風物詩とも言われる行事。
昔からスウェーデン産ザリガニは、ヨーロッパでは人気の高級食材なのです。しかし乱獲が原因となり、20世紀以降ザリガニ漁は8月と9月のみに制限されています。
そのため、ザリガニ漁が解禁となる8月になると、それを祝ってザリガニパーティーが各家庭で盛大に開かれるのです。

ザリガニは塩水でゆで、香草で風味をつけてお皿に盛りつけます。お酒やパン、チーズ、パイなどと一緒に食べるのがお決まり。
屋外のテーブルに並べ、暗くなり始めるとスタート。家族や友人と歌って踊って、賑やかに過ごすそうです。

近頃にわかに話題のザリガニ

ザリガニといえば、スウェーデン出身のタレントLiLiCoさんが5月末にテレビ番組に出演した際、差し入れとして持ってきたことでも話題に。
筆者もこの番組を観て「どんな味なんだろう？」と興味を持っていました。
そんな中、ザリガニ料理がイケアで食べられると知り、実際に食べに行ってみました！

イケアでザリガニパーティー初体験

イケアレストランに入ると、ザリガニが連なった紙かざりがズラッと飾られていました。
これはザリガニパーティーではお決まりの飾り付け。賑やかで、楽しいパーティーを予感させます。

早速、ザリガニプレートをいただくことに。
こちらです！

ザリガニが料理として盛り付けられている光景というのは、日本ではほぼ馴染みがないですが……こうして見るとオシャレな洋食ですよね。

ザリガニが3個、他にも殻付きシュリンプ、紅ズワイガニの爪もついて、まさに甲殻類食べ比べセットといった印象。
そこにムール貝やシーフード、ポテトにとうもろこし、ブレッドまでがセットになって、なんとこれで500円！　お得すぎですね。

注文すると、期間限定の200円クーポンももらえます。実質300円メニューということに！

さてさて、本題のザリガニですが、食べ方にはちょっとしたコツがあります。
頭と腹の部分をねじって引き抜き……。

殻を割って中の身を取り出します。

エビよりも、殻がしっかりしていて硬かったです。

お味の方はというと……？
ドキドキしながら恐る恐る一口食べましたが、まずは率直に「美味しい！」。
正直、生臭い味がするのかなと思っていたのですが、まったく臭みはなかったです。むしろほのかにハーブの風味がして、淡泊で上品な味。ディルというハーブと一緒に茹で上げているからなんだそうです。

エビ・カニと食べ比べてみると、ザリガニの食感はまさにその中間的な印象。
エビは1本の太い繊維がプリッとしていて、カニは細い繊維が集まって1本になっているというイメージですが、ザリガニはカニよりも太い繊維の集合というイメージでした。
しっかり食べ応えがあるので、メインディッシュとしてはむしろピッタリかも。

この食べ比べができたというだけでも、今回の取材は大収穫でした(しかもワンコインで！)。