10月22日(木)第28回東京国際映画祭が開幕し、六本木ヒルズアリーナで行われたレッドカーペットイベントに国内外から約400人以上の映画人が参列した。
特に印象的だったのは、キャストたちのファンに対する温かい対応だ。
新井浩文、宣言どおりファンの声援にしっかり応える
東京国際レッドカーペット。目標、名前呼ばれて色紙だされたらなるべくサインを書く!!後ろの作品が渋滞になろうが、知ったこっちゃねーぜ的な気持ちでのぞむ。
— 新井浩文 (@araihirofumi) 2015, 10月 22
深田晃司監督の『さようなら』のキャスト陣の一人、新井浩文は参列前に自身のTwitterで「サインを書きまくること」を宣言。
(新井さんが公約通り99%サインを書いている姿) pic.twitter.com/Qm4ef0r2dn
— 映画『さようなら』 (@sayonara_movie) 2015, 10月 22
実際に多くのファンがサインをもらえたようだ。最新作の『バクマン。』のグッズを差し出されるシーンもあった。
新井が出演した『さようなら』は、国際映画祭三冠に輝いた深田晃司監督の作品。
人気若手俳優の村上虹郎や海外出身のブライアリー・ロングなど、実力派キャストも名を連ね、受賞も期待されている作品だ。
中谷美紀や本田翼の美しさに記者の疲れもふっとぶ
『FOUJITA』では写真撮影の場面での観客への対応から、中谷美紀が少し遅れて入ってくるほどの人気ぶり。
オダギリジョーらキャストが穏やかな表情で待つ場面もあった。
『起終点駅 ターミナル』からは佐藤浩市と本田翼が登場!
劇中の役柄のように佐藤が本田をエスコートし、4時間にもわたるイベントの終盤に華を添えた。
この日の本田は艶やかな振袖に身を包んでおり、至る所から歓声が上がった。
ファンや記者からの呼びかけ一つ一つに満面の笑みで返しており、記者陣営から「疲れとれたわ……」の声も。
シェフに、学生応援団まで、“関わる人にすべての人にスポットライトを”
キャスト以外にも「学生応援団」や映画祭のために特設された飲食店「東京映画食堂」のシェフのみなさんら映画祭を支える関係者の登場もあり、おおいに盛り上がった。
今回も日本のインディペンデント映画をフォーカスした「日本映画スプラッシュ部門」やアジア(日本・中東地域を含む)の新鋭監督が競い合う「アジアの未来部門」などが用意され、未来の映画界を背負う監督・俳優たちをみつけるのも楽しみの一つだ。
東京国際映画祭は今月31日(土)まで開催。
(文:小峰克彦)
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