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わずか6分の読書が、ストレス軽減につながるワケ

ソーシャルトレンドニュース編集部

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人は「目の前の状況を自分自身ではコントロールできず、『どうしたらいいか分からない』と思ったとき」に大きなストレスを感じる。

精神科医・樺沢紫苑氏によると、ストレスの原因は「どうしたらいいか分からない」という気持ちから生まれるそう。

Rakuten koboが2014年度、2015年度の新社会人を対象に調査を実施したところ、約7割がプライベートや仕事を問わず、何らかのストレスを感じているという結果に。

ストレスのメカニズムとその解消法

樺沢氏によると、新社会人は特に注意が必要なのだとか。

「新社会人は、新たな環境や人間関係の中に身を置くことになり、今までの経験では対処しきれない(=コントロール不可能な)状況下に置かれていると想定されます。」

また、オススメのストレス解消法として「読書」を提唱しています。

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英国サセックス大学が行った実験で実証されたとか

「『読書』は68%のストレス軽減効果が見られ、『音楽視聴』(61%)や『コーヒー』(54%)、『散歩』(42%)などと比較しても最も高い結果でした」

ストレス解消に有効なポイントは2つあるそう。

1:「本の知識を借りることで、解決方法が見つかる」

⇒解決法を知ることは、ストレスや悩み自体を「コントロール可能」と認識することができて軽減にも繋がるそう。

2:「ネガティブ感情」が鎮まる

⇒ストレス解消には「不安と関係する脳の扁桃体の興奮を鎮めること」が重要だそうです。

「言語情報が脳内に入ってくると、扁桃体の興奮が抑制されてネガティブな感情が鎮まり、気分が改善されることがわかっています」

最後に、忙しくて時間が取れないという方に対して、樺沢先生は6分読書を勧めています。

「ストレス解消を目的にした場合、長時間読書をする必要はなく、『6分』でストレス解消効果を得られることがわかっています」

記事参照:PRTIMES 【イマドキ新社会人とストレスに関する調査】

記事:FEELY
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