3月にはいり、ついに本格的に2018年度新卒採用が動き出しました。この時期、多くの就活生が企業説明会でスケジュールがビッシリになっていることと思います。
しかし、そんな時期に就活生が気をつけなければいけないのは、情報過多。
企業説明会での話の内容に、WEB上の評判や、溢れる就活本に書かれたテクニックなどなど、“情報がありすぎる”ことが就活生にとって、逆に落とし穴になっているというのです。
『マスコミ就活革命(レボリューション)~普通の僕らの負けない就活術~』などの著書があり、『「ガクチカ」という言葉を使う就活生の9割は失敗する』といった就活記事が話題になった、就活アドバイザーの霜田明寛氏はこう語ります。
「企業説明会というのは、基本的には企業が自らの光の部分に焦点を当てて伝える場所です。しかし、最近では、電通の新入社員の自殺問題などもあり『実態は違うのではないか』という懸念を就活生も抱きやすくなっています。WEB上では企業の悪い噂が広まりがちですし、情報がありすぎることで、どんな情報を自分の中に取り入れ、企業をジャッジしていいのかわからなくなっている、と言えます」
さらに、情報のインプットの仕方がまずいと、自分に合う企業への判断が鈍るだけではなく、情報のアウトプットの仕方によっては、採用面接での合否も分かれてくる、と霜田氏は語ります。
「例えば、時事問題について聞かれると、その事象の概要を丸暗記して喋るような就活生がいます。しかし、この時代、そんなものは検索ひとつすれば出てきますよね。企業が求める問題解決能力、というのはそういったものではありません。これは、AIに仕事が取られる、といった話より遥かに次元の低い話です」
そこで、3月の朝日新聞社主催の『朝日就職フェア』では、霜田氏が自ら就活生に、理想の情報のインプットの仕方と、最適なアウトプットの仕方を伝授。『内定力がUPする!本番直前ES・面接最終チェックセミナー』と称して、就活生が気になる、エントリーシートや、自己PRの作り方のポイントも徹底講義します。先日、早稲田大学でもおこなわれ好評だったこのイベントが場所を横浜に移して、本年度最後の開催となります。詳細は以下のリンクから。
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)