※はじめにお伝えするとこの記事はPairsのPR記事ではございません。
ここで語られる話は完全にライターの私的なものです。書いている内になぜかPR記事っぽくなってしまいましたが、全てがちなやつです。
「Pairsで彼氏が出来ました♡」
さわやかな男女がさわやかな公園で、さわやかに手を繋ぎながらさわやかにほほ笑みあっている写真と共に書かれたこのさわやかなフレーズ。
見かけるたびになぜか鼻で笑ってしまっていたこのフレーズ。
なのに……。
気がつくと身近な友人たちの口から、「実は……(ペアーズで彼氏が)出来たんだよね……」という報告を聞くことが増え、日に日に心が狭くなっていくのをひしひしと感じていました。
「Pairs」(ペアーズ)って?
国内最大級の恋愛・婚活マッチングサービスである「Pairs」(ペアーズ)。
アプリ内でメッセージのやりとりなどを行い、お互いの親交を深めることで、異性と知り合うことが出来るサービスです。
(公式サイトより引用)
25歳OL、ペアーズ、始めてみた
最初の頃は、「マッチングアプリって、結局のところ出会い系じゃん」と全力で敬遠していたのですが、周りが続々とデビューしている様子を目の当たりにするようなった、25歳の筆者(女性・彼氏なし)。
ついにペアーズを始めることにしました!
正直……怖いものは怖い!(笑)
ここでペアーズ話をすると大体の女の子から言われるのが、「(ついに手を出したか……)で、怖くないの?」ということ。
……そりゃ正直怖いです。むっちゃ怖いです。
プロフィール(※)って言っても、男性が載せている写真なんてたかだが2~3枚が相場だし、その上その大半がよく分からない焼き肉とかピンボケの写真(しかも横顔とか顔半分しか映ってないやつ)ばっかりだし、本音を言えばかなり怖いです。(せめて正面の写真は載せてくれ)
(※)登録時に写真や名前、自己紹介文を設定出来ます。
(ペアーズ男子プロフ写真イメージ図 アップ過ぎてほぼ顔映ってない)
ペアーズやってよかったこと・悪かったこと
ただ、それでも始めようと思った理由は、「色んな人と会ってみたかったから」。
実際にペアーズを始めてから、数人の方とお会いし、様々なドラマを経験しました(その話はまた別の機会にお酒を飲みながらしたいと思います)。
そこでこの記事では、私が実際に3カ月ほどがちで利用した上で感じたことをご紹介します。
とにかく色んな人と会える
まずはいいところ。
ペアーズの良いところは、異性であれば業界・年齢などの縛りなく色んな方と出会えるということ。
本来の目的は恋人作りですが、幅広い友人作りの場としても活躍してくれるペアーズは、とにかく普段の生活の中では話す機会のなかった人、それこそ役職や会社の垣根を簡単に越えることが出来るというのが魅力でした(年収1000万の会社役員とかもたくさんいます。怪しいけど)。
周りからの見られ方が分かる
普通に生活をしていると、似た価値観の人たちと過ごすことが多くなると思います。
だからこそペアーズで違う世界の人と出会うと、自分が思っていたよりも偏った思考をしていることや、逆に「その考え方面白いね」と褒めてもらえるなど、自分が周りからどのように見られているかが分かります。
メッセージのやりとりをしている最中に突然返信がこなくなったり、実際に会ったら音信不通になったりすることもあり、「女性として魅力的だと思ってもらえた点とそうではない点」も分かるようになりました(酔った勢いで第四使徒の声マネはしないと心に決めました)。
自分の見せ方(推しポイント)が分かる
自分の見られ方が分かれば、自分の見せ方(推しポイント)も自然と分かってくるようになります。
自己紹介文では、ただ、「カフェめぐりが好きです!」と書くよりも「○○なカフェが好きです」と具体的に書いた方が好感を持ってもらいやすい。
行ったフェスの数を書き連ねすぎると玄人扱いされて会話に困るのでやめた方がいいなど。
こういった、「魅力だと感じてもらえる部分」が分かるようになったのはかなり良かったと思います。
デメリットは「負担が大きい」
逆にデメリットは、「とにかく疲れる」。
これに尽きます。
実際に会うことでの体力の消耗もそうですが、ペアーズでは一度に複数の方とメッセージのやりとりをするため、「この人とどんな話をしていたっけ……」ということもしばしば。
(現に男性に名前を間違われたり、いきなり無関係の話題を振られたりすることも多々あったので、きっと男性側も混乱しているのでしょう。にしてもまなさんって誰やねん。名前ぐらい確認しろよ)
やりとりをする人数が増えるほど毎回メッセージをさかのぼって確認したり、違う内容を考えたり……これが意外と疲れました。
(周りの女の子が退会していた理由は大体「メッセージのやりとりに疲れたから」でした。わかる)
知らなかった世界・自分が見つかる
見知らぬ人と出会うことになるので、リスクについてはきちんと考えておくべきですが、私が使ってみた感想は、「想像よりも楽しい」でした。
普通に生活していたら知り合うことのなかったであろう人と話すことが出来るのが魅力。
恋人にこそ発展はしませんでしたが、ペアーズきっかけで情報交換をするようになった人も出来たのは、良かったなと思うところです。
ただ、ここまで書いてきましたが、やっぱりひとつ残念なことが……。
「Pairsで彼氏、出来なかった……」
(文:田中七海)