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「使い分けるけど、どれも自分」“着ぐるみ女子”が100%の自分を見せない 深い理由

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ソーシャルトレンドニュース編集部

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人前で“ホントの自分”を見せない「着ぐるみ女子」とは!?

職場ではおとなしいけれど、友人の前ではサバサバ系。フェミニンスタイルで通勤しているけれど、実はハードな音楽好き etc…。

人にはあまり見せていない一面って、意外とたくさんの人が持っているのではないでしょうか。

9割以上が「普段見せない自分の表現場所」を重要視

着せ替えや友達とのコミュニケーションが楽しめるアバターアプリ『ポケコロ』が発表した調査では、その仮説を裏付ける興味深い結果が。なんと世の8割以上の女性が、“よそいきの自分”と“ホントの自分”が異なる「着ぐるみ女子」だと自覚しているというのです!

さらに着ぐるみ女子たちは、ホントの自分を隠しがちな傾向も明らかに。

■人前でホンネ(言いたいこと)を出さないことがある・・・95%

■周囲には見せていないキャラクターがある・・・71%

■周囲には内緒にしている趣味がある・・・44%

単に秘密主義なのかと思いきや、一方で「普段は見せていない自分の姿を出せる場所を持つことは重要」と答えた人は93%にのぼり、何かしらの方法で“よそいきの自分”と“ホントの自分”のバランスをとっている人が多いと言えそうです。

「見せないからやっていける」着ぐるみ女子の実態を聞いてみた!

ライフスタイルや娯楽の形態が多様化する現代においては、今後さらに増えていきそ

うな着ぐるみ女子。その実態を知るべく、ソーシャルトレンドニュースでは座談会を開催して深掘りしてみました!

▼座談会に参加してくれた着ぐるみ女子の皆さん

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Nさん(23歳):二次元が好きで、恋愛ゲームが中学生の頃から癒やし。コスプレイヤーやメイドとして活動していた経験あり。
 
Kさん(29歳):社会人になってからスマホゲームにドハマり。家に帰ったらご飯も食べずに熱中するほど、もはや生活の一部に。
 
Uさん(28歳):小学生の頃からアイドルオタク(男女ともに)。周りからはおとなしく思われがちだが、行きたいライブがあれば全国どこへでも向かう隠れ行動派。
 
Mさん(26歳):暇な時はとにかくTwitter。ゲームやアニメは特定のものをずっと好きでいるタイプ。中学生の頃からBLを愛読。

空気を読んでしまって、ホンネを言えないことはある?

Kさん「直観的に、自分と似た人とそうでない人を分けているところはあります。違うと思う人にはあえて踏み込まないし、相手が出してくれた分だけこちらも自分を見せる感じです

Mさん「私はどちらかというと、空気を読めないタイプ。何も考えずに会話してしまって注意されることが多かったので、最近はなるべく相手の意図を汲み取ろうとするんですが……勘繰りすぎて逆にトラブることもあります。利害関係がなければ気楽なんですが、仕事等の場合はやっぱり気にしてしまいますね」

仕事などで疲れたら、どうやって自分を癒やす?

Nさん「ひたすらスマホの中に逃げます。恋愛ゲームだったりTwitterだったり。スマホの中には私の好きなものしかないし、自分を傷つけるものもない。嫌なことを持って帰ってきても、好きなものでそれをくるんであげるイメージで切り替えます

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Kさん「私も、とにかく家の中でスマホですね。20代前半の時は自分にご褒美でアクセサリーなどを買ってみたりもしましたが、今は専らスマホゲームやYouTube視聴です。一般人のゲーム実況を見るのが好きなんですが、自分の好きな場所で生き生きしている人を見ると元気が出るし、仕事のことも忘れられるから」

SNSやネットは好き? 自分にとってどんな場所?

Nさん「大好きです! ないとダメですね。私は現実よりもネットの中の方が自然体だと思います。外ではきちんとした自分しか見せたくないですが、ネットの中なら冗談も言えてしまう。そこで反応をもらえると、私は今のままでいいんだと満たされます」

Kさん「趣味で繋がったSNSは、さらけ出していい安心感がありますよね。あと私は、アバター系のアプリ でも結構遊んでいます。現実ではできない、自分の理想を作り上げている感覚です。SNSのアイコンもかわいい女の子にしています」

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Nさん「わかります! 自分が思う“かわいい”を表現できる場所という感覚ですよね。たとえばツインテールとか、現実はイタイと思われるかもしれないけれど、私はかわいいと思うからアバターアプリで表現します」

Uさん「SNSのアイコンは、私もこだわりますね。頻繁に変えるわけではないですが、自分をリニューアルしたい時に着せ替えているかな。その時の願望が反映されているので、お二人と共通していると思います」

Mさん「私は皆さんとはちょっと違って、アバター系のアプリやゲームをやる時は、大体“理想の美少年”を作っちゃいます。男性になりたい願望があるわけではないですが、二次元だからこそできることなので(笑)」

着ぐるみ女子の様々な顔は、どれもホントの自分?

Uさん「自分の全てを知っているのは、やっぱり友達や家族かな。その次にSNSですね。SNSは好きですが、楽しい場として守りたいからこそ自分を100%出しているわけではないし、見せる部分は使い分けています」

Nさん「私の場合は、SNSで見せている姿が素の自分。とはいえ、その他の自分も決して偽りではないんです。切り替えできるからこそ、現実とのバランスがとれているんだと思います」

Kさん「私も皆さんと同じです。全てを見せられる人は、少しでいい。価値観の近い人にだけ見せたい部分があります」

Mさん「自分のキャラクターとしては、1つしかないんですよね。ただ、人によって見せている部分が違うだけ。それはここにいる人、みんな共通なんじゃないでしょうか」

着ぐるみ女子=好きなものと場を大切にするバランス型女子

座談会を終えて印象的だったのは、着ぐるみ女子たちはホンネを言えない抑圧から2つの顔を持っているわけではなく、あえて自分の見せ方を使い分けることで、現実もプライベートも上手くバランスをとっているということ

今回の座談会で、彼女たちの芯の部分にあるポジティブさや、大切な場を守ろうとするやさしさを間近で見ることができ、皆さん非常に魅力的な人柄だと感じました。自分の感覚に素直で、案外、器用な女性たちとも言えるかもしれませんね。

一方で、バランスをとりすぎるがゆえに、ちょっぴり疲れてしまうことも多そうな着ぐるみ女子たち。“ホントの自分”を解放できる場所を見つけて、自分を癒やしてあげることも大切なのではないでしょうか。

“ホントの自分”を見せられる場のひとつに

冒頭で紹介した「着ぐるみ女子」の調査を行った『ポケコロ』は、かわいいアバターを作成して遊べる着せ替えアプリ。

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▲『ポケコロ』で遊ぶNさん。

リアルではなかなか見せられない自分を表現したり、心からかわいいと思う世界観を存分に作りこんだり……。着ぐるみ女子たちにとって、現実では隠しがちな“ホントの自分”を解放する場所となってくれるかもしれません。

(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)

<調査概要>
「着ぐるみ女子」に関する調査  
・調査対象:20~40代女性(年代均等割付) 
・調査期間:2019年9月13日~17日
・調査方法:インターネット調査  

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