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デザイン・シンキングを学びたいならこれを読め!ユーザー起点の思考を身につける必読書

そや

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そや

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お久しぶりです。前回からだいぶ空いてしまいました。
久しぶりにそやの「今月のベストペア読書」をお届けします。
今回もよろしくおねがいします!

さてコロナの影響もありまして、新しい人とのペア読書はさすがに避けている昨今です。
僕はもっぱらオンラインペア読書か、職場でのペア読書が中心でした。

ペア読書とは…
2人で同じ本をもちより、速読により30分で読破。その後ディスカッションをするという読書法。
制限時間があることや相手がいることによるプレッシャーで集中が高まり、また、直後にアウトプットがあることで記憶の定着もよくなるなど、多数のメリットがある。

『ペア読書』という最強の読書法を見つけたので図解します。より

そういうわけで、今回のペア読書のお相手は、僕の働く会社のチームリーダーでした。朝少しだけ早起きして会社でベア読書するのは気持ちがいいのでおすすめです。

今回紹介するのは、こちらの本↓↓

『クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法』
著者:デイヴィッド・ケリー, トム・ケリー
出版社:日経BP
https://amzn.to/3grMmla

『クリエイティブ・マインドセット』とはどういう本か?

これはいわゆる「デザイン思考」の本です。
デザイン思考とは、ざっくりいうと、人を中心に考えよう、人をよく観察し人を起点に問題解決をしよう、という考え方です。デザインシンキング、と言われたりもしますね。

本書の書かれた背景として、多くの人は自分はクリエイティブではないと感じている、というものがあります。
しかし、デザイン思考を取り入れれば、だれでもクリエイティブになることはできます。デザイン思考でクリエイティブになろう!というのが本書のテーマです。

デザイン思考の根幹の考え方や、その具体的な取り組みについて、350ページほどの肉厚さで書かれています。

デザイン思考では、ユーザー起点でものを考えること、ユーザーとコミュニケーションすることを重視しています。こうした考え方は、今の時代、どんな業種でも大切な考え方になってきているのかなと思います。。

僕個人的には、ちょうど仕事で新しい取り組みをするタイミングだったので、あらためてインストールしようということで、同僚とペア読書することになりました。

ユーザーと語る恐怖と向き合う

お恥ずかしい話ではありますが、僕はかなり内向的な人間なので、ユーザーと語らうのに結構な心理的抵抗を感じます。
前職でWEBやアプリでプロダクトを作っているときに特に感じていました。
必要だとは分かっているんですが、腰が重い。

いざやると非常に多くの学びがあり、これを起点にしていくべきというのも分かります。それでもなお、結構お膳立てしてもらったり、無理やり予定を入れてもらわないとできない。

現職はマーケティングの仕事なのですが、これまたユーザー心理やユーザーの求めている形はどういうモノなのか?想像でコトをすすめると痛い目にあいます。

本書では、この壁をいかに越えるか?この恐怖とどう付き合うか?いうことについても触れているページがあり、僕のような読者にも寄り添ってくれる優しい本だなと思いました。

ペア読書の読後ディスカッションでリーダーとも話しました。
リーダーはどちらかというと得意な方なので、うまく分担していこうというような話をした覚えがありますね。

こうして本を共通言語にしながら話せるのはペア読書のいいところだなと思います。

終わりに

今回は以上になります。

コロナ禍がまだまだ続いていて、感染者数は落ち着いているとはいえません。しかし一方で、気持ち的にはだいぶ落ち着いてきて、本でも読むかという気力が戻ってきたという人も多いのではないでしょうか。

選書に迷ったら、今回紹介した『クリエイティブ・マインドセット』、ぜひ読んでみてください。

ではまた次回!そやでした!

(文:そや)

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