ここ数年、食事と合わせてスッキリしたお酒を楽しむニーズが高まり、アルコールの一大市場にまで成長したレモンチューハイ。
チューハイ市場で不動の人気を誇るブランドといえば「キリン 氷結(R)」シリーズが思い浮かぶが、中でもいま、レモンチューハイ好きから熱烈な支持を得てファン層を拡大しているのが、「キリン 氷結(R)無糖 レモン」だ。人気の理由はどこにあるのかを探る。
キリンRTDブランドを牽引するヒット商品に
2020年10月に発売された「キリン 氷結(R)無糖 レモン」。発売以来ヒットを飛ばしており、累計販売数量は、過去10年間に発売されたキリンRTD(※1)史上最速(※2)で1.5億本(※3) を突破したというのだから、その好調ぶりがいかほどかおわかりいただけるだろう。
※1 Ready to Drinkの略。栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料
※2 単独フレーバー比較
※3 氷結(R)無糖 レモン7% キリンビール出荷実績において(250ml換算)
「キリン 氷結(R)無糖 レモン」好調の背景は、なんといっても甘くないスッキリ爽快なおいしさが、時代のニーズを捉えたことだと思われる。
「甘くないおいしさ」がヒットする理由とは
時代のニーズを捉えているとはどういうことか。
まずひとつは、コロナ禍において自宅で過ごす時間が増加し、特に夕食を自宅でとる機会が増えたため、食事に合うお酒ニーズが高まっている点だ。特にビールやRTDは食中の飲用ニーズが高い。故に食事に合うことが重要であり、「キリン 氷結(R)無糖 レモン」の“甘くないからこそ引き立つレモンの果実味”が生活者に刺さっていると見られる。
また、長引く巣ごもり生活で人々の健康意識が高まっていることも影響していそうだ。お酒は自宅での食事に豊かさを添えてくれるが、飲みすぎは当然、健康への影響が懸念される。“コロナ太り”という言葉もよく聞かれるが、「いかに健康に配慮しながら、お酒を楽しむか」は、いまや多くの人の一大関心事になっている。「無糖」という要素に人気が集まるのは十分納得できる。
こういった点から、「キリン 氷結(R)無糖 レモン」は時代のニーズを捉えたヒットに繋がっているのではないだろうか。
リニューアルで「甘くないおいしさ」をさらに追及
そんな「キリン 氷結(R)無糖 レモン」だが、この秋にリニューアルされ、さらなる進化を遂げている。
しっかりとした飲みごたえ、キリッと冴えるレモンの果実味がコンセプトのALC.7%は、スッキリとしたおいしさそのままに、レモン本来の味わいがさらに向上しているという。
ALC.4%の方は、居酒屋で飲むシンプルなレモンサワーのような素直な果実感が楽しめるおいしさが特長だ。
どちらのパッケージもみずみずしいシズルが加わり、より「おいしい」イメージが直感で伝わるようになっている。
揚げ物だけじゃない!魚料理や和食とも相性◎
おいしさがさらに増した「キリン 氷結(R)無糖 レモン」ALC .7%は、筆者も食中に飲むことが多く、すでにお気に入りだ。甘くないから、レモンが引き立ち、キリッとおいしい。
一般的にレモンチューハイは揚げ物やガツンとした濃い味の料理と合うと言われるが、甘みが強いと味が喧嘩してしまうことがある。その点、「キリン 氷結(R)無糖 レモン」はパンチのある料理をレモンの酸味がすっきりまとめてくれる。
甘くないから素材の味を邪魔せず、魚料理や和食といった、出汁の効いた繊細な味とも相性が良い。
特に魚肉ソーセージと一緒に飲んでみると、その特長を実感しやすいだろう。独特の臭みがすっと流され、魚とレモンが上手く調和し、うまみ・酸味・塩味のバランスが整う。
そのまま食べてももちろん良いが、筆者はブラックペッパーを振って軽くレンジでチンしていただくのがお気に入りだ。料理を邪魔することがないので、献立に気を使わなくていいこともかなり嬉しいポイントである。
こんな風に、無糖だからこそ味わえるレモンのスッキリとした味わいを、ぜひいろいろな料理やつまみと合わせて楽しんでみてほしい。
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)
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