「女は愛嬌だ」
その定説に、待ったがかかったようです!
今は逆に、全力で笑わないアンニュイな雰囲気というのが人気。
若手女優で代表的なのが、小松菜奈ちゃん。
先日新たに展開されたLUMINEのポスターでも話題になりましたね。
キャッチコピーもさることながら、彼女の絶妙な空気感が、見る者を引きつけました。
(こちらは表参道駅に掲示されていたポスター)
わたしも……こんな雰囲気を出してみたい!
普段はなるべく全力の笑顔を心掛けていたのですが、
できるものなら、いま流行りのアンニュイな女の子にもなってみたい!
■アンニュイな見た目を手に入れたい
アンニュイ女子って、けだるそうでミステリアスですよね。
まずは「脱力」。これが一番大事だと思います!
これを心掛けつつ、各パーツごとにアンニュイさを出すポイントをまとめてみました。
<表情>
・目に力を入れない。
※でも、会話の相手に「つまらなそう」と思わせてはいけません。
あくまで「感じのいい脱力」を心掛けましょう。
・口元はゆるく半開きに。
※開きすぎてアホっぽくなってしまわないように注意。
<メイク>
・まつげはボリューム重視
長さよりもボリューム重視で、より目に影を落とします。
・チークはつけない
アンニュイとは対極のハッピーさが出てしまうので、チークはあえて使わずに、血色の悪さを出してみましょう。
<ヘアスタイル>
アンニュイな髪型としては、黒髪ロングヘアーが王道なイメージもありますが、茶髪やボブヘアーでも、アンニュイさは充分出せると思います!
・くすんだカラー
はじける色ではなく、くすんだ種類の茶髪なら、充分アンニュイです。
<しぐさ>
・ゆっくりと髪をかきあげてみる
・遠くを見つめてみる
特に意味はなくても、どこかをじっと見つめるだけで不思議ちゃんオーラが。
<ファッション&ポーズ>
・脱力系レトロファッション
レトロワンピースにスニーカーを合わせるのは、とてもアンニュイっぽい。
・しゃんと立たない
どこかに寄りかかったりして、気の抜いた佇まいを。
※ただし、だらしなくはならないように注意。
ここからは応用編。
アンニュイガールのお手本として小松菜奈ちゃんのポージングを真似してみるのもひとつの手かも!
『小松菜奈ファーストフォトブック「18」』の中で実際に掲載されているポーズを参考にしてみます。
ちょっと個性的すぎ……? でも、そこがアンニュイ!
■アンニュイ女子になりきってみた
これらを取り入れて、アンニュイ女子として一日を過ごしてみました。
~結果~
「なんか今日、機嫌悪いの?」と、やや狙った方向とは違う反応が……。
いきなりアンニュイ女子として生きようというのは、難易度が高かったかもです。
地道にアンニュイな空気感を身につけていきたいと思います。
■アンニュイな写真撮影に挑戦
とはいえ、まだ諦めてはいません!
写真でなら……
加工と虚構の世界の中でなら、すぐにでもアンニュイ女子になれるのでは!?
ということで、いくつかのシチュエーションで試してみました。
<ブラインドの脇>
漏れ出る光の演出と、隙間から世界を覗く感じが、アンニュイじゃないですか?
<寂れた屋上にて>
古い民家と、工事中のビルというアンニュイシチュエーションの中で、ポツンと。
(思いっきりヒキで撮り、空間の余白を出すのがコツです!)
<すごい逆光>
この、顔が見えそうで、見えないギリギリの逆光でなら、
否応なく「陰のある女」感が出るのではないでしょうか!
ちなみに、今回の画像はすべてiPhoneで撮影したものを、デフォルト編集の「インスタント」で加工しました。
この、Instagramっぽさも大事なアンニュイ要素ですね。
~アンニュイ写真NG集~
<植物の隙間から>
<すりガラス越し>
アンニュイというか、ホラーっぽくなってしまいました。
■アンニュイ女子がモテる理由
と、アンニュイ女子になるため、様々な角度から考察してみたのですが、
そもそもなぜ「アンニュイな雰囲気」がモテるのか、という根底を考えてみました。
思うに、「全力で笑わない」からこそ、男性は「笑わせたい」という欲求を掻き立てられるのではないでしょうか。
でもやっぱりそれって、前提として「かわいい子だから笑わせたい」ってことなんだろうなあ……。
アンニュイさを目指すのもいいですが、まずは基本的な女子力向上があってこそのギャップですよね。
……精進します!!
(文:佐藤由紀奈)