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今年のミスコンは一味違う!ツイッタラーにヒップホップ?注目推しメンをご紹介

田中 七海

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田中 七海

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毎年夏が近づくとTwitterのタイムラインには海と花火、そして美女が溢れる……。そう、この時期は、「各大学のミスコンが決まる時期」。そしてその候補者たちがSNSで、「投票お願いします♡」とこぞってツイートし出す時期なんです。

Twitter上で美女をウォッチすることが密かな趣味の筆者も、毎年の風物詩として生温かい目で眺めていました。

今年の候補者まじでどうした……?

そんなミスコン候補者の投稿と言えば、「今日も暑いけど頑張りましょう♡ 投票お願いします!」とか、「今日はスタバでお勉強。テストつらいけど頑張ります! 今日も投票お願いします♡」みたいな、“THEミスコン”な内容のイメージ。

というかあえて言うと……。
「フォロワー(投票者)に媚売りまくり寄り添うような投稿」が基本なイメージ。(超偏見)
ミスコンはどれだけ投票数を集められるかが勝負になってくるので、フォロワーファーストな投稿をするのは当たり前。むしろそれでこそミスコンだと思っていたのですが……。

今年のミスコン候補者、なんか様子がおかしいどうも毛色が違うんです。

一体何が……? ということで、その中でも特に(個人的に)注目している候補者の方をご紹介します!

ミス慶應2018 No.2 上野瑚子

まず一人目は、私がもっとも注目している候補者。
ミス慶応2018 No.2の上野瑚子さん。

慶應大学法学部法律学科3年生。
149cmという小柄な体型ながらnon-no専属読者モデルとして活躍。ハロープロジェクトの大ファン。

彼女の注目ポイントはズバリ、Twitter投稿のセンス。内容が完全に“ツイッタラーのソレ”なんです(笑)。


▲その通りすぎて素直に爆笑。


▲さすがに多すぎワロタ。

正直投稿内容を見ただけでは、このツイートをしているのが華のミスコン候補者の方だとは気付かないほどのツイッタラーぶり。
このセンスにネット上では、「悪いが同類な気がするw」などの声が上がっています(そして私も同族な気がしているのでめっちゃ推してる)。

ちなみに“「ウェイ」と呼ぶことで~”と書かれた投稿は、誰かを馬鹿にしているわけではなく、完全なる「自虐」、まさかの「ブーメラン芸」とのこと。
それを踏まえて投稿を見ると、文章と使用画像(これが“いらすとや”なのがまたハイセンス)のバランスにさらにニヤニヤ。

「ミスコン」という一見華やかで、「リア充」「キラキラ組」に見える人たちの中にも、上野さんのような方、あえて言えば、「ツイッタラーサイド」の方もいるということで、これは応援マスト案件なんです (前のめり)。

ミス東大2018 No.1 伊藤真莉

お次は、ミス東大2018No.1伊藤真莉さん。

東京大学教育学部基礎教育学コース3年生。
「好きなことで生きてる」を合言葉にライブ配信を中心にマルチに活動。ゆうこすの会社でライブ配信事業も手がける。

日本最高峰の大学に在籍していてかつ、ミスコン出場ってどんだけスペック高いの……?


▲意識も高かったーーーーーー!!

まさかの「東大」への入学・在籍理由を「肩書きのため」と投稿。
この投稿に対し、ツイッター上ではやや厳しいご意見も上がっていたようですが……。

この投稿の続きとして上がっている伊藤さんが書かれたnoteを読んでみると、ご本人の真意が明らかに。

目的なく過ごす毎日にもやもやを抱えていたころ、芸能活動をする中で、「東大が自分のアイデンティティになる」と気付いたという伊藤さん。
「東大生ぽくない東大生」というブランディングを行うことで、大好きなライブ配信で実績を積み、今ではその「好き」なことを仕事にして、全力で向き合えているそう。

個人的には、従来の古い考えに縛られずに目的のために大学を利用し、むしろ自身の価値を高めている伊藤さんは最高にかっこいいなと思うし、何よりも最高峰の大学に実際に通っている彼女だからこそ言えた一言だなと感じます。

ミス同志社2018 No.5 鍋島恵里奈

同志社大学文学部英文学科3年生。
大阪出身で、ミュージカル映画やファッションが好きというオシャレさん。

鍋島さんの推しポイントは、全力いい意味で「ミスコンっぽくないお顔立ち」


かなりお美しいのですが、いわゆる「男性ウケしそうなゆるふわガーリー系女子」ではなく、どちらかというとサブカル寄りのミステリアスな雰囲気。


▲ただようアンニュイな雰囲気が最高!!(筆者のツイート)

思わず「ミスキャンっぽくないけど女子ウケ良さそう。推したい」とコメントしたところ、「ミスキャンぽくないって結構言われます」という返信が。

この返信も含めて女子ウケ最高。可愛すぎる……!

ミスYNC2018 No.1 尾崎めぐみ

横浜国立大学経営学部会計科3年生。
愛知県出身でフットサルをたしなむスポーツ少女。


▲この投稿、どこかで見たような……?

なんと尾崎さん、去年、こぼれたスタバドリンクの写真で一躍有名になった、ミス青山コンテスト2017準グランプリの井口綾子さんの写真を真似し、「ミスコンってとりあえずこれやれば良いって習ったんだけど」と投稿。

昨年のネタを知っている人なら思わずニヤニヤしてしまいます(良いセンスしてる)。

その上でハッシュタグが完全自虐なのが好感度爆アゲ。推し確定。

ミス東大2018 No.4 村岡紗綾

東京大学後期教養学部4年生。
DJやダンスを愛するサブカル女子。

最後はこれまたミス東大候補の、村岡紗綾さん。

村岡さんの特徴は、その圧倒的アングラ感


「『見た目や言動が女の子らしくないとミスコンに出ちゃダメ』そういうナンセンスな概念を壊すために立ち上がった」。
「渋谷で見かけたらラップバトル仕掛けてどうぞ」。

明らかに今までのミスコン候補者の投稿からは考えられないような激し目な投稿の数々ですが、これぞ現代を生きる若者といった印象。

自分らしさを武器に、今までの既成概念をぶっ壊していこうというヒップホップスタイルが最高にクールで、いい意味で世の中の凝り固まったものをほぐしていってくれそうです。ぜひ大人の皆さんにこそ推してほしい。

今年のミスコンは一味違う!推しを見つけるのが◎

正直、例年まではそこまでミスコンに興味があったわけではないのですが、今年の「いい意味で様子がおかしいミスコン候補者のみなさん」を拝見して俄然興味が湧きました。

何といっても魅力は、「自分らしく戦っている姿」

「ミスコンらしいみんなが望む姿」ではなく、自身の好きなもの、得意なもの、そしてフィールドで頑張る姿からは、若者たちのエネルギーを全力で感じることが出来ます。
また、「自由に発信が出来る良い時代になった」と感じると同時に、「今までと同じ世界ではもう戦うことが出来ない難しい時代になったのだ」と、時代の新しい流れも感じました。

今年のミスコンは一味違う。
それぞれの個性に注目しつつ、引き続き推しメンたちを陰から追いかけていきたいと思います。
                                      
(文:田中七海)

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