キムタク『HERO』「第4話は視聴率下落、最終話は24%前後」予想の理由とは

SMAP木村拓哉主演のドラマ『HERO』(フジテレビ系、月曜21時〜)第3話の視聴率は20.5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ。以下同)でした。
第1話26.5%から第2話19.0%と下落し、第3話は再び20.5%と大台に乗せました。

過去の例に照らし合わせれば、この回復で『HERO』はヒットする可能性が高まりました。それほど、第3話は重要なのです。
今年4月〜6月期、話題のドラマ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)、『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)は、ともに1話から2話にかけて数字を下げましたが、2話から3話にかけて上げています。その結果、クールの平均視聴率で1位、2位を獲得しました。
2つのドラマとも、今回の『HERO』と同じく、大ヒットを期待されていました。
『ルーズヴェルト・ゲーム』は池井戸潤原作で、日曜21時台の放送。つまり、『半沢直樹』と同じ条件だったため、役者陣や制作スタッフは相当なプレッシャーを抱えていたことでしょう。それにもかかわらず、第1話14.1%のあとに、第2話11.8%と1ケタも見えてしまうほどの視聴率を記録してしまいます。しかし、第3話で13.7%と盛り返しました。その後も、安定した数字を残し、最終回で17.6%と全話で最高の数字を出します。平均視聴率は14.5%で、大ヒットとはならなかったものの、及第点と言えるでしょう。
『花咲舞が黙ってない』も池井戸潤原作で、NHK連続小説『ごちそうさん』で数字を残した杏が主演し、「ヒットして当たり前」の空気が漂っていました。
第1話17.2%のあと、第2話で14.7%と視聴率を落としましたが、第3話で15.4%と回復。最終回は、同ドラマ最高となる18.3%でフィニッシュし、平均視聴率は16.1%になりました。
昨年10月〜12月期には、『半沢直樹』を終えたばかりの堺雅人主演の『リーガルハイ』(フジテレビ系)が放送。第1話21.2%の後、第2話16.8%となり、4.4%も下がりました。しかし、第3話で18.5%と逆襲を果たし、クール2位となる平均視聴率18.4%と結果を残しました。最終回は18.9%と初回に次ぐ数字でした。

いずれも、今回の『HERO』と同じく、第3話で持ち直し、上下動を繰り返しながら、最終回で高視聴率をマークしています。

『HERO』第3話前日、SMAP司会の『27時間テレビ』が放送されたことも、数字を押し上げる要因になったでしょう。
そのため、通常の連ドラ第3話と『HERO』第3話の視聴率は、性質が違うという見方もあります。
しかし、どんな条件下であれ、3話連続で19%以上獲得したドラマが急激に落ち込むことは考えづらいと言えます。
ただし、4話は、若干数字が落ちるでしょう。なぜなら、日本テレビが『うわっ!ダマされた大賞2014夏3時間SP』を、TBSが石井ふく子プロデューサーの『ドラマ特別企画 居酒屋もへじ3~嵐の恋~』を同時間帯にぶつけてくるからです。『ダマされた大賞』は昨年12月29日放送分で18.3%、『居酒屋もへじ』は昨年8月5日放送分で13.5%を獲得しています。
いずれも、前番組から5%以上も上昇させており、『ダマされた大賞』『居酒屋もへじ』自体が数字を持っている証拠です。
今後、『HERO』の視聴率は、第3話の20.5%を基準に、若干の上げ下げを繰り返しながら、最終回で初回に次ぐ数字(24%前後)を残すと思われます。

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