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ディズニーが贈る?クラシック初心者でも楽しい愛と夢のコンサートが素晴らしすぎ!

佐藤由紀奈

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佐藤由紀奈

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ディズニーの音楽を聴くと、女子というのは、なぜこんなにも無条件に胸が高鳴ってしまうのでしょう……!
テレビの中から、カフェのBGMから……。わたしたちの暮らしの中にすっかり溶け込み、頻繁に耳にするディズニーの音楽。名前は知らなくても、「聞いたことある!」という曲ばかりですよね。

ディズニーの大人気クラシックコンサートが開幕

そんなディズニーの名曲が、迫力のフルオーケストラと、ブロードウェイで活躍するヴォーカリストの演奏、そして夢のような演出空間の中で堪能できるのが「ディズニー・オン・クラシック~まほうの夜の音楽会 2015」。

2002年からスタートしたこのクラシックコンサートも、今年で13年目。3カ月強の期間で全60公演するという、大人気ツアーとなりました。
9月11日(金)の初日に先駆けて行われた、本番さながらの公開リハーサルを取材してきたので、本公演の見どころなどを紹介いたします。

こんなエレクトリカルパレード、はじめて!

まず、会場に入ってすぐに、美しいステージに目を奪われます。キラキラと星が瞬くような、ファンタジックな世界。
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譜面台や楽器のところどころには、人気のディズニーキャラクターのぬいぐるみも。

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これからわたしたちを、どんな夢の世界に連れて行ってくれるんだろう……! と、まるでディズニーリゾートのゲートの前に立ったようなワクワク感です。

そんな高揚感の中、1曲目の『東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ』がスタート。この曲を聴けば、夜の帳の中、ネオンが輝くあの夢のパレードが自然と頭の中に浮かんできます。今年7月にリニューアルされ、『塔の上のラプンツェル』が加わった最新バージョンであることも注目ポイント。
序盤はキラキラとした電子音の粒に徐々にドキドキさせられ、ヴォーカリストたちも振り付きで盛り上げます。曲の終盤には弦楽器、金管楽器も加わった大迫力のエレクトリカルパレード! これは生演奏でないと味わえない感動です。

ファンが選んだディズニーの名曲は、新旧の定番2曲!

ディズニーファンには堪らないプログラムは、第一部中盤の『ディズニー・オン・クラシック ファン・セレクション』。雑誌『ディズニーファン』(講談社)で行われた「好きなディズニー曲」人気投票で上位に選ばれた2曲が演奏されます。

今回ファンが選んだのは……この2曲!
・東京ディズニーランド®のキャッスルプロジェクション『ワンス・アポン・ア・タイム』より ~エディットバージョン~
・ホール・ニューワールド『アラジン』より

『ワンス・アポン・ア・タイム』は比較的新しい曲ですが、すでにディズニーファンの中では定番となりつつありますよね。オーケストラの後ろのスクリーンには、シンデレラ城のプロジェクションマッピングの様子も映し出されるので、臨場感たっぷり。

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そして『ホール・ニューワールド』は、もはやファンにとっては言わずと知れた不朽の名曲。ディズニー・オン・クラシックでも第一回から演奏され、以降もたびたび披露されています。それにも関わらず、今回も選ばれるというのは、ファンにとっては何度でも聞きたい曲だからでしょう。
こちらもアラジンとジャスミンが魔法のじゅうたんで空を飛ぶ映像が流れるので、うっとりとロマンティックな時間に浸れます。

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極上の『美女と野獣』に、思わずLOVEを叫びたくなる♡

そして今回の公演のメインプログラムとも言えるのが、第二部の『美女と野獣』。
今年のディズニー・オン・クラシックのテーマは「I Love You ~ きせきの言葉」となっており、これは『美女と野獣』の物語におけるキーワードでもあります。バラの花びらがすべて散るまでに、真実の愛を知ることで解ける呪い。主人公・ベルの「I Love You」が奇跡を起こすのです。
舞台上には、物語に出てくるのと同じバラが。

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生演奏に合わせて、スクリーンには『美女と野獣』のアニメーションと字幕が映し出されます。そこにヴォーカリストたちの歌やセリフが加わり、もはやクラシックコンサートというよりも、オペラのような、はたまた1本の映画のような……。あっという間の70分でした。

『美女と野獣』といえば、アニメーション映画として初めてアカデミー賞にノミネートされた、芸術性を高く評価されている作品でもあります。極上の音楽に包まれて観る、かの有名なベルと野獣の2人きりの舞踏会シーン。まさに総合芸術といった感動を味わえることでしょう。

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「ディズニーの音楽」というだけで、わたしたちにとっては無条件に親しみやすいものです。そこからさらにディズニー・オン・クラシックでは「演者と観客みんなで作るもの」という考えのもと、様々な工夫がされています。オーケストラも立ちあがってステップを踏むシーンがあったり、ヴォーカリストたちが観客席まで降りてきて手拍子を誘ったり。「クラシックコンサートは行ったことがない」という人でも、素直にその世界観に入り込めるような空間になっています。

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今年のテーマは「I Love You ~ きせきの言葉」。日本人にとってはなかなか気恥かしい言葉ではありますが、この空間を味わったら……きっと隣にいる大切な人に“Love”を伝えたくなってしまうことでしょう。

(文:佐藤由紀奈)

■関連リンク
ディズニー・オン・クラシック オフィシャルサイト
©Disney

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