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都会暮らしに疲れたら……神楽坂にある「離島キッチン」が最高に癒やしの空間

Sponsored by 海士町観光協会

ソーシャルトレンドニュース編集部

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エメラルドグリーンの海。
豊かな草木。
新鮮な海産物。
穏やかに笑う人々……。

“離島”と聞けば、そんな美しい風景を多くの人が思い浮かべることと思います。
そう、日本には美しい離島がたくさんあります。

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毎朝の満員電車に疲弊し、仕事で時間に追われ、食事はファストフードで簡単に済ます。
都会でそんな生活を送っていると、ゆったりと流れる島時間の中、おいしいご飯を心行くまで味わいたい……。
ふと、そんな風に“離島”を恋しく思うこともあるのではないでしょうか。

全国の離島料理が楽しめる 神楽坂『離島キッチン』

そんな時、実は“離島”にふらっと立ち寄れる場所があるんです。

神楽坂駅から徒歩ですぐの、静かな場所に佇む『離島キッチン』。近くには赤城神社があります。

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『離島キッチン』は、島根県海士町の観光協会が運営しているのですが、全国の離島の食材や料理が楽しめるお店になっています。

なぜこのような取り組みをしているのでしょうか?
そこに込められた想いなどを、『離島キッチン』の佐藤さんにお聞きしてみました。

都道府県の垣根を越えて……島どうしが繋がっていける場所に

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――このプロジェクトは、いつ頃からスタートしたのですか?
「神楽坂の店舗がオープンしたのは昨年の9月ですが、プロジェクト自体が始まったのは6年前の、2009年10月頃になります。
“離島キッチン”という名前をつけることにしたのは、隠岐島の海士町だけじゃなく、全国の島のものを販売することによって、都道府県の垣根を越えて島どうしが繋がっていけばいいな、というのがそもそもの原点です」

――島同士の交流や絆のための活動、ということですね。
「そうですね。最初はキッチンカーでの販売から始まったのですが、その時代から変わることのない想いです」

――キッチンカーから始まって、順調に規模を拡大していったのでしょうか?
「いえ、色んな壁にぶつかっては、こっちへ行って……という感じでした。
離島といったら生ものがおいしいのに、キッチンカーの一番大きい壁が、生ものを扱えないってことなんです。じゃあもう、キッチンカーをやめて、イベントや百貨店の催事などで販売して……という形で2、3年やってきました。
でもやっぱり店舗でやりたいという想いがあったので、最初は筑波で数カ月間お店を借りながらやってみて、昨年、この神楽坂にオープンすることができました」

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――なぜ神楽坂という場所を選んだのでしょう?
「島って、すごく神社文化が残っているんです。神社の祭事として“神楽”というものがありますが、隠岐島でも神楽の文化がすごくたくさん残っていまして。そういったところから、“神楽坂”という響きに親和性を感じて、この場所を選びました」

418もの離島から見つける“もうひとつのふるさと”

――佐藤さんは、このプロジェクトにはどんなきっかけで関わることになったのですか?
「6年前に、インターネットの求人広告を見ていまして。給与だとか、休日だとか、いろんな項目がありましたが、それを全部“その他”にチェックつけたらどんな仕事があるかなと思ったんです。そうしましたら、“行商人募集”というのが1件だけヒットしまして……。調べてみると、隠岐島海士町の観光協会が募集していたんですけど、細かいことは何も書いていなかったんです(笑)。
それでも島へ行って、2泊3日で面接を受けて、島の人たちとお酒を楽しんで……。結果、採用していただきました。そこから、何をするかを具体的に考えていった、という形です」

――実際に島に住まわれたりもしたのですか?
「隠岐島に一カ月間住みました。そこで岩がきについている“ふじつぼ”を延々と取るという……。行商人の仕事のひとつとして、生産現場を知るためにやっていました。
その後、離島キッチンがスタートして、他の島の生産現場も実際に見させていただいて、商品を販売していく……という形でやっています」

――今後、この離島キッチンをどんな人に知ってもらいたいですか?
「もともと僕は東京で働いていたんですが、満員電車がとにかくイヤだったんです。都会で生活するのって、色々と大変ですよね。
なので、100%移住ではなくても、仕事は東京でしながら、島と行ったり来たりする生活とか。あるいは、生活の軸は島において、打ち合わせなど必要な時には東京に来る生活とか。
“絶対に東京”ではなくて、“島”という選択肢もあるんじゃないかな、というのを伝えたいので、その入り口としてここに来ていただければ」

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日本で人が住んでいる島は、現在418島あるそう。
「1つお気に入りの島が見つかれば、もうひとつふるさとが増えたように感じられる。そうなると、ちょっと心に余裕が生まれるんじゃないかなと思いますよ」と、佐藤さんは穏やかな笑顔で“離島”の魅力を語ってくれました。

都会の暮らしに疲れた人を、やさしく癒やしてくれる場所

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佐藤さんのお話は『離島キッチン』の2階で聞かせていただいたのですが、日当たりがよく、その場にいる人の心をあっという間に穏やかにしてしまうような、そんなのどかな空間でした。

せっかくなので、人気メニューの「島めぐりランチ御膳」をいただくことに。

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この日のメニューは、淡路島のタコの唐揚げに、海士町のアジフライ、保戸島のひゅうが(まぐろの漬け)に、徳之島のみそ豆など、全十品。

思わず取材中だということを忘れて、離島の魅力が詰まった新鮮なご飯を堪能してしまいました。
都会の暮らしに、ちょっぴり疲れた……という人にとっては、心のリフレッシュになる、最高に癒やしの空間です。

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▼離島キッチンの絶品メニューについては、こちらの記事をどうぞ!
東京で離島グルメを味わえる!「離島キッチン」おすすめ絶品メニュー7選

(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)

■提供/関連リンク
海士町観光協会/離島キッチン

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