私たち、ハロウィン処女(バージン)を卒業しました♡
基本的には非リア充の味方!の私たち、ソーシャルトレンドニュース学生ライター。ハロウィンパーティなんて誘ってくれる友達もいないし、だいたいハロウィンでごった返している渋谷に行くなんて怖すぎる、という典型的なハロウィン処女でした。しかし、リア充への憧れは捨てきれず……。
そんな私たちに今年はハロウィンパーティのお誘いが来たのです! これでついにハロウィン処女卒業!リア充の仲間入りだー! ということで、意気揚々と初めてのハロウィンパーティに参加してきた非リア系女子大生3人の報告をご覧ください。
「オイシイ話」はあったのか?
結論からいいますと、テレビで見たようなリア充の真似をして、渋谷に行った私たちにオイシイ話はありませんでした。なぜなら、真のリア充はハロウィン当日に六本木に行っていたから。ハロウィン後、Facebookにキラッキラのリア充写真をあげていた友人たちに、なぜ六本木に行ったのか聞いてみると、
「今年で3回目だし、渋谷の様子はもう分かってたから、30日に渋谷に行って、31日は六本木のクラブに行ってた」(22歳・S大学・女)
「もう人混みにはうんざりだったから、30日に仮装して六本木のクラブに行った」(22歳・N女子大・女)
「渋谷は男も環境もチープすぎるから、ちょっと六本木に足を延ばした」(20歳・A大学・女)
まじかよ……。やはり、普段からリア充のやつらは毎年の渋谷事情もしっかり把握しているようで、むしろ人混みを避けるために六本木のクラブに行っていたようです。
そして、そんなことを全く知らない、にわかリア充(同族)が集まった渋谷では3つの地獄が待っていました。
1.ナンパ初心者たちの機械的声かけ地獄
とりあえず渋谷では「ハッピーハロウィーン!」「ウェーイ!」と言っていれば、誰かしらがノッてくれる状態。そして、写真を撮り、「これから飲み行かない?」と定型文をひたすらぶつけていく機械的なナンパを繰り返す男たちがそこら中にいました。中には、女の子7人組の一番かわいい子1人に「これから飲み行かない?」と誘ったものの、「全員分おごってくれたらいいよ!」と阻止されてしまい、後にも引けず、ATMとなることが決定した悲しい場面も。可哀想に……。
さらに、街中でLINEを交換したという女子からもこんな厳しい声が。
「ハロウィンでLINE交換した人もいましたが、完全に〈ハロウィン限定友達〉。写真を送り合ったりはするけど、それ以降は既読スルーでフェードアウトします」(21歳・M大学・女)
また、今年のハロウィンは中性顔男子の高レベルな女装も多かったようで、「渋谷でナンパされた」という報告も沢山ありました。ナンパ初心者にはトラウマものの一晩でもあったのではないでしょうか。
2.外国人には勝てないコスプレクオリティ
この日の渋谷は外国人の参加者も多く、日本人同様にゾンビや、アニメキャラクターのコスプレを楽しんでいました。そして、そのクオリティがとにかく高い!もちろん顔もそうですが、露出度もすごかったです。ハチ公前には、なんと『ワンピース』のルフィーのコスプレをした外国人女性が! しかも、誰もが見たことがあるであろう、上半身裸にシャツをはおるだけのスタイル!! これはさすがに犯罪じゃないか……と焦りましたが、裸ではなく、ベージュのブラをちゃんとつけていました。それにしてもすごかったです。
3.会場につくまでの羞恥プレイ
ニュースになるほど年々盛り上がりを増しているハロウィンですが、盛り上がっているのはまだ若者だけ。仮装をしたまま渋谷・六本木を後にすると、まだまだアウェイなのが現実です。しかし、会場近くのロッカーなんて空いているワケがない!ということで、家から仮装をしてきたり、ちょっと離れたところのロッカーを使ったりしたものだからさあ大変。盛大な羞恥プレイが繰り広げられました。
辛うじて家から駅までは暗かったしセーフだったんだけど、問題は地元の電車ね。JR以外は基本的にハロウィンにアウェイ。去年まではそれが嬉しくて嬉しくて堪らなかったけど今年に限っては辛い。ハロウィン処女には辛い。
— ななーみ♡ (@chorurin73) 2015, 10月 31
東京駅で着替えたいけど、仮装の人全然いないらしくて怖さしかない。
— momiko (@momiko18) 2015, 10月 31
ハロウィンってすっごく楽しいけど 帰りグロメイクとか仮装とかしたまんまで、 バスでひとりでかえるのは恥ずかしい
— 雪美っすだいふく (@missuchan714) 2015, 10月 31
来年もハロウィンに参加したい?
そんな地獄を味わった私たちでしたが、「来年もハロウィンに参加したい?」という質問には、
「来年もやりたいです! この雰囲気を楽しまないなんてもったいない!」
「来年はホームパーティくらいの小さな規模でやりたい。その時はとことん凝った仮装をしたい」
「疲れたから来年はもういいや」
と、全くバラバラの回答。年齢的にも大学4年生は「来年はできないかも!」という気持ちで今年のハロウィンに参加した人も多いようです。
そこで、11月12日(木)18:30からの、ソーシャルトレンドニュースのニコニコ生放送『霜田明寛の「オトナはわかってくれないね!」』では、「ハロウィンが嫌過ぎて群馬の田舎に逃げ込んだ」編集長・霜田に、ソーシャルトレンドニュース学生ライターたちが実際に見た・やった・やられた、ハロウィンハプニングを報告します。
(文:たなかもみこ)
(スマートフォンから視聴したい場合は、niconicoアプリをダウンロードの上、こちらから)
【番組情報】
番組タイトル:霜田明寛の「オトナはわかってくれないね!」
真のリア充は渋谷にいなかった!?女子大生ライターがハロウィンバージン卒業報告
放送日時:2015年11月12日(木)18:30~
【出演者プロフィール】
◯霜田明寛(しもだ あきひろ)
1985年生まれ。23歳で出版した『パンチラ見せれば通るわよっ! テレビ局就活の極意』が今でもマスコミ就活生の間でバイブルとなっている。その他にも、FRIDAYデジタルでのミスキャン連載やAOLニュースでの「美女友達を作ろう」連載など“日本で最も研究対象に近い”女子大生研究家としても活躍中。9月17日に新刊『面接で泣いていた落ちこぼれ就活生が半年でテレビの女子アナに内定した理由』を発売。
執筆記事:なぜ僕たちは世界の映画を見るのか【第28回東京国際映画祭総括】
◯田中七海(たなか ななみ)
成城大学法学部4年。現在MC、被写体モデルとして活動中。
執筆記事:「私たちこれ使われたらもう…どこでもイけちゃいます♡」女子オススメコンドーム’15
◯小峰克彦(こみね かつひこ)
映画ライター。成蹊大学文学部現代社会学科出身。学生時代に『シネマインパクト』の三木聡監督のワークショップに役者として参加。また、山本政志監督『水の声を聞く』などの映画制作現場にスタッフとして加わる。その後、制作側から紹介側へと軸足を移し、ライターとして、映画紹介記事、インタビュー記事などを執筆している。見た目が童貞っぽいという理由だけで出演が決まった。
執筆記事:新歓で1女を狙う学生はこれを観て反省しろ! 石井杏奈出演『スプリング、ハズ、カム』
〇たなかもみこ
STNライター。日本女子大学人間社会学部4年。元古着屋店員。金髪な見た目はヤンキー的な金髪ではなく、オシャレ金髪な女子大生ライター。ファッション記事を中心に執筆している。
執筆記事:女子は反転写真のほうがかわいく見える!?バレずに「反転自撮り」する方法