YouTuberやインフルエンサーとよばれるような、発信力・影響力の高さが仕事になる時代。10代の子たちにとっては、もはやそれが“あたりまえ”になっているのかもしれません。
“女子力クリエイター”として、YouTubeやSNSで発信を行う「木之本いっきちゃん」もそんな今どき高校生の1人。今では企業PRにも携わっているそうです。彼女がどんな経緯でインフルエンサーを目指し、今にいたるのか、たっぷり聞いてみました!
インフルエンサーとして仕事がしたい!
きっかけは憧れの“ゆうこす”
「本格的にお仕事をいただけるようになったのは今年に入ってからなので、まだまだインフルエンサーとしては新米です。インフルエンサーの中でも1番大好きなのは菅本裕子さん。河西美希さんや関根理沙さんにももともと憧れていました」
「彼女たちの紹介するものには必ず魅力があります。自分も同じ立場に立てたら、こんな風にPRしたり色んな経験ができたりするのかなと思ったら、たまらなくワクワクしてしまい……インフルエンサーとしてお仕事がしたい!と思うようになりました」
“女子力クリエイター”になることを決意!
「最初のうちはYouTubeやTwitterでお気に入りのインフルエンサーさんたちをとにかく見まくって、自分のアイデンティティーってなんだろうと考えていました。その時、誰にも負けない“女子力”があるじゃん!と思ったのがきっかけで、今のようなモテコーデやコスメなどの情報を発信をするようになったんです。
憧れの方々を見習って、どんな発信をしていくべきか、めちゃくちゃ勉強しましたね! いいところを真似するって悪いことじゃないと私は思っているので、良いところは取り入れて、でも自分の個性は忘れずに。日々精進です!」
PRの仕事をするまでと、心掛けていること
お仕事したい!でも最初から上手くはいがず…
「当初はもう、インフルエンサーのお仕事がしたい!っていう気持ちでいっぱいで、何も考えずに突っ走っていました。もちろん、最初からお仕事をもらえたわけではありません。でも気持ちが焦ってしまって、お仕事だ、撮影だ、忙しい!なんて嘘をつぶやいてみたり……。
その頃は本当に気取りすぎて、周りからの目も痛かったですし、アンチも湧いていました。大した実力もないのに忙しいふりをして、周りをムカつかせてしまっていたと思います。反省ですね。今は“みんなから愛される木之本いっき”を目指しています!」
仕事は“待ち”ではなく、自分で“取り”に行く!
「私の実力はまだまだで、企業さんから自然とお声がかかるというのは正直ほとんどないです。なので、好きなブランドや企業さんに自分から交渉を持ちかけています! 図々しいと思われないように気をつけるのが難しいところではありますが、私は“やりたいことは自分から仕掛ける”を常に念頭に置いているので、やりたいお仕事も自分から見つけるようにしているんです。思い立ったら即行動、ですね!」
こだわりの発信ポイント
「大したことはしていません……って言うと嘘になってしまうので、説明させてください(笑)。
発信するときは、常に見る側(リスナー・ファン)の子がどう感じるのか、自分だったらどんなものが見たいかを考えています。女の子の恋する気持ちを代弁するようなものであったり、美容垢さんが見て参考にしてもらえるようなものであったり、そういった発信を心掛けているかな」
Twitterはリアルタイムで
「あと、Twitterの場合はリアルタイムを大事にしています。今思ったこと、今使って見てよかったものはフレッシュなままお届けしたいので、写真などの加工に時間はかけず、その時のリアルな自分の言葉を添えてツイートしていますね。多分これがトレンドに繋がるんじゃないかなって思うから」
メイクスポンジが汚れちゃってどうしようって思いながらセリアで買ったこのスポンジ。水で濡らすとめちゃくちゃ膨らんで、しかも小鼻とかめちゃめちゃフィットするし、
本当に100均スポンジ進化しすぎてびっくりした。思ったより弾力があるし日常的にも使いたい!300円とか払うなら絶対これ買うwwww pic.twitter.com/OvxYu5mwxG— ?木之本いっきちゃん? (@0122ikki) 2018年5月21日
Instargaramは雑誌づくり
「Instagramであれば写真はもちろんキレイなものを載せますが、実は文章もめちゃくちゃ大切にしています。写真がメインのSNSですが、Twitterと違って文字数制限がない分、細かく説明できるのは利点ですし、長文にすると後で読もうと“いいね”をしてくれる人が多いんですよ! 憧れの菅本裕子さんが著書の『SNSで夢を叶える』で、「Instagramでは雑誌の編集長になる」と書いていました。私も1冊の雑誌を作っているつもりで発信しています」
多忙な女子高生クリエイターの生活
学校にいる間も、常に鏡が気になっちゃう!
「学校は朝早いし、夜はお仕事や発信の時間にあてているので、毎日カツカツで正直大変です(笑)。でも本当に楽しい! やりたいことの時間を確保するために、授業は真面目に受けていますね」
「教室ではペットボトルを一回転させて机の上に一発で立たせられるか、みたいな遊びをよく見かけますけど、私はそんなことより自分の顔が崩れていないか心配で、鏡とひたすらにらめっこしています」
「学校ではメイクができないので余計に心配で。毛穴が開いていないか、唇は乾燥していないか、血色は悪くないか、目元のクマが目立っていないか……というチェックを、毎時間やっております(笑)」
インフルエンサー界の上に立つ野望
「将来のことでいうと、まずはお金に負けない大人になりたいと思っています。お金の影響力って本当に怖いなって思っていて、持っている人次第で良いようにも悪いようにもできてしまうから。少ないお金だからといってバカにしていけない、というのは常々思っています。
あとは、SNSを支配するインフルエンサーになりたい。最近のインフルエンサーさんたちを見ていると、一部の人たちは明らか嘘をついて紹介しているよなーと思う人がいて。ぶっちゃけその人たちってお金目当てだとしか思えないし、企業側からどんな頼まれ方しているんだろうなーって思いながら眺めてしまいます」
「見てくれている子達に絶対に損をさせないお買い物をさせてあげられるっていうのは、インフルエンサーの仕事。モニターとは違うお仕事です。そういう自覚のある、インフルエンサーやクリエイターを育てたい。自分の会社を立ち上げて、同じ夢を持つ人を全力肯定して応援してあげたいと思っているんです。だから今のうちに大人と目一杯関わって、仕事の仕方を目で盗んでおきたいと思います(笑)」
夢に向かって全力な今どきリアルな女子高生
率直に、「意識高い!!!」というのがお話を聞いての印象!! 今のインフルエンサーへの見方や、仕事への向き合い方など、自分が高校生だった頃には想像もできないほどしっかりと自分の考えをもっていました。今どきの女子高生って、すごいなあ……!
『女子力クリエイターの♡女子力講座』
※なんと、いっきちゃんからのご提案で、“香り”についての女子力講座を開いてもらいました!
この記事を読んでくださっている皆様に私の女子力を少しおすそ分けしたいと思います!
実は外国では“香り”は“記憶”とも呼ばれているのです。なぜかというと“香り”は脳を刺激して、その時の“記憶”と一緒にとどめておくそう。
私はジャスミンの香りや桜、プルメリアの花の香りが好きなので、香水などはあまりきつすぎない、柔らかい香りのものを選ぶようにしています。ギフトにするなら、手作りの可愛いサシェなども喜ばれそうです!
香りに敏感で苦手という方は、ヘアフレグランスなんてものもありますよ! オススメは『マシェリ ヘアフレグランスEX』で、菅本裕子さんが紹介しているのを見て買ったら、すごくよかった! 絶対にチェックして見てくださいね◯
画像引用:マシェリ公式サイト
これであなたもモテ子間違いなしです!
いっきちゃん、ご協力ありがとうございました!
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)