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ミス共立2014グランプリが語るミスキャンパスコンテストの裏側

ソーシャルトレンドニュース編集部

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 左:準グランプリ青木麗さん 右:ミス共立2014グランプリ東野愛さん

数ある都内女子大学の中でも、可愛い子が多いと評判の共立女子大学。共立女子の校章のモチーフである「桜」のような美しさと精神美も兼ね備え、校内でも一際きらめきのある女性をコンセプトに行われた「桜姫」を選ぶミス共立コンテスト。そこで今年、見事グランプリを獲得した東野愛ちゃん。フットサルサークルのマネージャーで、以前和太鼓を習っていたといいます。そんなアクティブでキラキラ女子大生の彼女とは相反する「起きたらヒルナンデス終わってたわ」という日々を送る筆者が、恐れ多いながらもミスコンの裏側についてインタビューしてきました!

――ミスコンお疲れさまでした!グランプリおめでとうございます!ミス共立になった瞬間、どんなことを思いましたか?

愛ちゃん「『え、私?』って思いました。ですが私だけの力ではなく、今まで応援してきてくれた周りの友人や、家族の協力があったからだと思います。グランプリになれたのは皆のおかげだし、本当に感謝しています」

――完璧な答えですね(笑)。事前に結構考えてきてくれたんですか?

愛ちゃん「はい、少し(笑)。せっかくインタビューして下さるので、ちゃんと答えられないと失礼かなと思って……」

という優等生的な回答が。周囲の仲間や家族のみならず、筆者にまでも気を遣う優しさが感じられます。その優しさがミスコンに出場するきっかけにも出ていたようです。

愛ちゃん「出場のきっかけも、学科の友人が推薦してくれたからなんです。自分をアピールするのが苦手だし、自信はなかったけれど、断るのが悪いと思って出ることにしました。でも出場することで、自分に自信がないという弱点を克服できるかなという期待もあって」

――なるほど~お友達が撮ったミスコン当日の写真で、悲しそうな表情のものがあったけれど何かあったんですか(笑)?

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愛ちゃん「これですかね(笑)。多分DHC賞をいただいたときのだと思います。グランプリの前にこの賞の発表があって。いただけたことはすごく嬉しかったんですけど……」

――DHC賞といえばクライアント賞だし、結構すごいですよね?どうして?
愛ちゃん「『これで終わったんだ』『グランプリ取れなかった』と思いました。そうなると応援してくれた方々に申し訳なくて……」

といいます。はい、もうコンテスト当日の舞台でも優しさ丸出しですね!そんな愛ちゃんは大学生になるまでの中高時代、テニス部のマネージャーだったそうです。

愛ちゃん「とにかくマネージャーになりたいという気持ちが強くて。中高一貫校で、6年間テニス部でやってました。人を支えるという役職に魅かれて」

――じゃあ部員にドリンク作ったり、大変だったんですね。

愛ちゃん「いや、そういう仕事はしてないですね。出席とるだけです」

――出席?部活の参加の?

愛ちゃん「そうです。コート整備とかは皆でしたり。私は出席だけとってました(笑)」

――その他には何かして……?
愛ちゃん「ないです!出席だけです(笑)」

お、おお……部活における重大な任務を遂行していたようですね!中高時代のマネージャー職を経て、いまの仲間思いな一面が培われたのではないでしょうか。

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♦金銭面と精神面によるダメージから救ってくれたのはサークルの仲間たち

――じゃあ話をミスコンに戻しましょう。期間中に楽しかったことを教えて貰えますか?

愛ちゃん「いろいろあります!サークルの皆が投票をしてくれたり、Twitterから応援して下さる方もいて。あと中高時代の友人が応援してくれたのも嬉しかったですね」

――では逆に辛かったことは?ミスコンってお金かかりそうですけど。

愛ちゃん「交通費は定期券のおかげでそうでもなかったんですけど、服代はかかりました。撮影の度に新しく買っていたので。月に約3万いかないくらいかな」

――3万!学生に毎月その額はきついですね。

愛ちゃん「はい、半年間で買いまくりましたね。期間中はアルバイトもあまり入れなかったので」

――収入よりも支出が多いのは大変だし、他に買う物もあるから辛そうですね。そういえば気になっていたのですが、正直ミスコンの他のメンバーとは仲良かったんですか?

愛ちゃん「ええと、うーん……(笑)」

――裏事情きましたね~(笑)。実はそんなかんじなんですか?

愛ちゃん「というより学科とかも違うので、期間中も集まり以外は集まることはなく、良くも悪くも深入りはしないかんじでした。お互いにいい距離感を保てていたというか。でも終わった直後の雰囲気は少し怖かったですね……」

――直後の雰囲気というと?

愛ちゃん「終わった直後、メンバー全員でエレベーターに乗ったんです。その時にその日初めて沈黙が続いて……。すごく長い時間に感じました(笑)」

――それは気まずいですね(笑)。他にも何かありますか?

愛ちゃん「想像とかでいろいろ言われてしまったことですかね。私は何も変わっていないのに、友達から『変わったよね』と言われることが悲しかったです。そんな中、サークルの仲間はいつでも何の変化もなく接してくれました。皆と同じ2年生の女子として対等に扱ってくれたことが嬉しかったです」

といいます。華やかに見えるミスコン、楽しいことだけでなく、実は金銭面や精神面において大変なことの方がはるかに多いという印象を受けました。

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♦将来はアナウンサーではなくCA

――ミスコンを経てアナウンサーになる方が多いけれど、愛ちゃんも将来目指しているんですか?

愛ちゃん「いや、なりたくないですね」

――え、なりたくないんですか(笑)!?即答でしたね。

愛ちゃん「はい!日本だけでなく、世界を飛び回っていたいから」

――世界といいますと?

愛ちゃん「祖母も母も元CAなんです。ですのでそのことに影響を受けたと思いますね。母から『ホテル暮らしは楽しいよ』ということも聞いて。キャリアウーマンになりたいので憧れますね」

――じゃあCA志望なんですね!似合ってます!たしか帰国子女なんですよね?

愛ちゃん「はい。小学校1年生から4年間ジャカルタに住んでいました。皆いい人で、スリに遭うことが海外ではよくあるって聞くんですけど、逆に現地の人は鞄が開いてたら注意してくれるくらい優しくて。あとのんびりと時間が流れているかんじが私には合っていたかな」

なるほど~。CAとアナウンサー、職種は違うけれど、他者から視線を浴びたり、華やかな場という点では共通する部分がありますものね。あと合コンでモテそうなところも(笑)。愛ちゃんが日本を飛び出して世界中で活躍する日も近いかも!?

話をしていると、可愛いのによく転んだりするというおちゃめな一面も知ることができ、インタビュー前よりもぐっと親近感を覚えました。そしていまも美人ですが、将来もっともっと魅力的な女性になることを予感せずにはいられません。きっとこれから益々綺麗になっていくことでしょう。って、自分何様だよ!

以上、ミス共立2014グランプリインタビューでした!

(文:タカノジュリ)

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